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特定非営利活動法人deleteCのプロジェクトに協力 news
「みんなの力で、がんを治せる病気にする」と題するプロジェクトが、特定非営利活動法人deleteCによって始まりました。
ご自身が乳がんで闘病中の患者さんが中心となって治療研究をサポートするNPOとして昨年設立されました。deleteCをサポートする企業からの協力や、クラウドファンディングで寄付金を集め、がんの研究に取り組む医師や研究者に対して資金援助を行い、がんの治療研究を促進するしくみを構築することを目指しています。
このプロジェクトを推進するにあたり、当基金理事長の小島先生にdeleteCのメンバーから小児がんの領域から研究者を推薦してほしいとの依頼があり、名古屋大学の奥野先生が推薦されました。
17件の応募課題から奥野先生の申請した「小児がんに対する次世代シークエンサーによる網羅的遺伝子解析」が選ばれ、第1回目の寄付対象研究者として東京での授賞式に招かれました。
\\『deleteC 2020 -HOPE-』 受賞者のご紹介②//
— NPO法人deleteC (@deleteC_) February 1, 2020
今年度のdeleteC寄付・応援対象として、名古屋大学医学部附属病院ゲノム医療センター 病院講師【奥野 友介先生】を選定させていただきました!おめでとうございます!! #deleteC pic.twitter.com/7xbq2CdaTl
また、昨年末にBuzzFeedにより研究内容を広報する動画も撮影されました。撮影は名古屋大学内の研究室で行われましたが、名古屋小児がん基金の事務所でも動画撮影が行われました。今回の受賞課題が、名古屋小児がん基金が最も力を入れている取り組みだということが印象付けられています。
早速、奥野先生のところにはNHKから取材の申し込みもありました。
今回の受賞によって、名古屋小児がん基金が推進する網羅的遺伝子解析が広く認知されるとともに、わが国で寄付文化が根付く機会になることを望みます。
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