ACTIVITIES基金の活動報告
新技術習得目的の短期留学 activities
2018年12月にベトナム・保健省フエ中央病院に、「小児造血幹細胞移植センター」がオープンし、ベトナムの小児がんの子どもたちにも移植のチャンスが訪れるようになりました。
名古屋大学医学部小児科の医師たちは、これまで、アジア・チャイルドケア・リーグ(ACCL)と協力して、フエ中央病院における現地での視察・話し合いを通じた医療協力を実施してきましたが、同移植センターの体制整備のためには、現地の医師やスタッフの教育を通じての医療協力が必要です。
幸いにも2018年5月には、公益財団法人キワニス日本財団が行う国際交流協力事業に対する助成金を頂き、名古屋小児がん基金からの奨学金と併せて、近々、放射線科と小児科医師やスタッフが名古屋大学医学部附属病院で研修することになりました。造血幹細胞移植の実施にむけての体制整備は着実に進んでおり、現地関係者からも高く評価されていますので、今後も継続して造血幹細胞移植に関わる医師やスタッフの研修に協力したいと考えています。
関連記事
ゴールドリボンは
小児がんへの理解と支援のシンボルです
小児がんへの理解と支援のシンボルです
世界最高レベルの医療をすべての子どもたちに
名古屋小児がん基金は、日本初の地域に根ざした小児がん研究・治療の支援団体として、名古屋大学医学部附属病院(名大病院)小児科が中心となって発足しました。小児がん拠点病院である名大病院で日々進んでいる研究を、目の前の患者さんに活かせる仕組みづくりを進めています。皆様からいただいた寄付金は、最新の診断方法や治療を小児がんの子どもたちに届けるために使われます。世界最高レベルの医療をすべての子どもたちに届けるため、皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
寄付する