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deleteC 2022 -HOPE- ~わたしたちは、応援しつづける~ news

2022.2.4

名古屋市立大学 大学院医学研究科 ウイルス学分野 教授 奥野友介

deleteCは、2019年にガン患者である中島ナオさんを中心にたちあがったプロジェクトです。

2人に1人と言われるがん。がんは治る病気と言える未来を目指して、治療法の研究開発を市民が気軽に支援する仕組みを作ろうと始まりました。deleteCは、C(キャンサー がん)を消すという意味です。

いくつかの企業とタイアップして、商品名のCを消してSNSに投稿したり、deleteCバージョンの商品を販売してもらって、それを購入することが寄付につながるとか。(CCレモン・デカビタCなど)

毎年2月4日のワールドキャンサーデーにクラウドファンディングでお金を集めて、最先端の研究をしている医療者に助成金を出しています。2019年に支援していただいたのは、名古屋大学の遺伝子診断研究をしていた奥野友介先生でした。(昨年から名古屋市立大学病院に移られました)

名古屋小児がん基金も、6年前に、新しい治療法や遺伝子診断をサポートするために、名古屋大学小児科や患者家族を中心に設立されました。特に、治療薬を見つけるためにはゲノム解析(次世代シークエンサーによるすべての遺伝子診断)が非常に効果的ですが、保険適応されません。その費用の支援は当基金がしています。

白血病再発の治療法として、以前は海外でしかできなかったCAR-T療法も、この6年の研究成果で、名古屋大学で可能になりました。(その研究費支援もしています)

昨年は、乳児のゲノム解析の結果、先天性免疫不全の子を発見し、症状が出る前に治療し元気に退院した事例が、日本初としてニュースに流れました。

がんの治療研究を支援するというdeleteCと当基金は、目指すところは同じです。

「あかるく、かるく、やわらかく」がん治療研究を応援しつづけるアクションを市民のみなさまと一緒に推し進めていくために、クラウドファンディングを始めたそうです。

当基金も応援している奥野友介先生の小児がんの子どもの遺伝子診断研究を応援するサイトを紹介します。




名古屋小児がん基金・ゴールドリボン
ゴールドリボンは
小児がんへの理解と支援のシンボルです
世界最高レベルの医療をすべての子どもたちに
名古屋小児がん基金は、日本初の地域に根ざした小児がん研究・治療の支援団体として、名古屋大学医学部附属病院(名大病院)小児科が中心となって発足しました。小児がん拠点病院である名大病院で日々進んでいる研究を、目の前の患者さんに活かせる仕組みづくりを進めています。

皆様からいただいた寄付金は、最新の診断方法や治療を小児がんの子どもたちに届けるために使われます。世界最高レベルの医療をすべての子どもたちに届けるため、皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
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