MESSAGE基金からのメッセージ
名大病院の検査室が森と海に装飾完成!~クラウドファンディングのご報告~ message
病気とたたかう子どもたちの心を癒すCT,MRI,PET検査室の装飾が完成しました
名古屋大学医学部附属病院小児科
高橋義行
高橋義行
名古屋大学医学部附属病院 CT検査室 テーマ「森と動物たち」
名古屋大学医学部附属病院 PET検査室 テーマ「海と魚たち」
クラウドファンディングで募った寄付で、CTとPET検査室で、病気とたたかう子どもたちの心を癒す装飾が完成しました!名古屋小児がん基金にご協力してくださる方々からも寄付をいただきありがとうございました。CT検査室は「森と動物たち」、PET検査室は「海と魚たち」をテーマにした装飾で、動物や魚たちが子供たちを見守るやさしいデザインになっています。
さっそく入院中の子どもたちが見学ツアーに行ってきました。絵を見たとたん、子どもたちから「すごーい!」と歓声があがりました。2歳の子も、怖がらずに部屋に入って、楽しそうに壁や機械の動物にタッチしていて、8歳の女の子のアンケートに「好きな動物がいたら、検査がんばれます」と書いてありました。
名大病院では、0歳から15歳までの小児だけでも年間3,800人がCT,MRI,PET検査を受けています。無機質な大きな機械の中に入ってじっとしていなければいけないこれらの検査は子どもたちにとって大きな負担です。お薬を使って眠らないとこわくて検査ができない子も多いのです。子どもたちが治療のために必要な検査を負担が少なく受けられるようになると期待しています。
また、同じ検査室を利用する大人の患者さんにとっても癒しになると思います。「子どもにやさしい医療」は、大人を含めた患者さんにやさしい医療につながります。名大病院はそんな病院を目指しています。
10月にMRI室(空と鳥たちがテーマ)12月に放射線治療室(天井に窓から青空と森の木々)の装飾が完成する予定です。また続報をお知らせいたします。
Ready for:クラウドファンディング「小さな体に寄り添い守る。最前線で闘う小児医療の現場に光を」
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小児がんへの理解と支援のシンボルです
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名古屋小児がん基金は、日本初の地域に根ざした小児がん研究・治療の支援団体として、名古屋大学医学部附属病院(名大病院)小児科が中心となって発足しました。小児がん拠点病院である名大病院で日々進んでいる研究を、目の前の患者さんに活かせる仕組みづくりを進めています。皆様からいただいた寄付金は、最新の診断方法や治療を小児がんの子どもたちに届けるために使われます。世界最高レベルの医療をすべての子どもたちに届けるため、皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
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