ACTIVITIES基金の活動報告

フエ中央病院小児センター 血液腫瘍専門・移植ユニットフロア新増築 activities

2019.10.26

ベトナム・保健省フエ中央病院
ベトナム・保健省フエ中央病院 小児造血幹細胞移植センター

2018年12月にベトナム・保健省フエ中央病院に、「小児造血幹細胞移植センター」がオープン以来、ベトナムの小児がんの子どもたちに移植できるように、アジア・チャイルドケア・リーグ(ACCL)と協力して準備を進めてきました。

ベトナム・保健省フエ中央病院
ACCL 渡辺代表によるスピーチ
ベトナム・保健省フエ中央病院
小児センター4F から5F へのスロープ
ベトナム・保健省フエ中央病院
移植ユニット
病室
プレイルーム&ダイニングルーム

ベトナムは南北2,000kmにも及びますが、造血幹細胞移植が可能な病院は、北部のハノイと南部のホーチミンシテイにあるのみで、フエ中央病院のあるベトナム中部の患者さんは、1,000km離れたハノイやホーチミンシテイの病院に転院しなければなりませんでした。

造血幹細胞移植の実施にむけての体制整備は着実に進んでおり、一例目の患者さんの自家末梢血幹細胞移植が近々行われます。実施にあたっては、名古屋大学小児科髙橋教授がメールでアドバイスしています。

2018年5月に公益財団法人キワニス日本財団から助成金をいただき、名古屋小児がん基金からの奨学金と併せて、放射線科と小児科医師が名古屋大学医学部附属病院で研修することが可能となりました。2019年5月にキワニス日本財団から、再度、助成金をいただき、フエ中央病院病院で白血病の遺伝子検査ができるように、検査キットの購入を支援をすることができました。

現地関係者からも、すぐに診断や治療の選択に有用な結果が得られると高く評価されています。 今後も継続して造血幹細胞移植に関わる医師やスタッフの名大での研修が予定されています。




名古屋小児がん基金・ゴールドリボン
ゴールドリボンは
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