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特定非営利活動法人deleteCのプロジェクトに協力 news

2020.3.19

特定非営利活動法人deleteCのプロジェクトに協力/名古屋大学/名古屋小児がん基金

「みんなの力で、がんを治せる病気にする」と題するプロジェクトが、特定非営利活動法人deleteCによって始まりました。

ご自身が乳がんで闘病中の患者さんが中心となって治療研究をサポートするNPOとして昨年設立されました。deleteCをサポートする企業からの協力や、クラウドファンディングで寄付金を集め、がんの研究に取り組む医師や研究者に対して資金援助を行い、がんの治療研究を促進するしくみを構築することを目指しています。


このプロジェクトを推進するにあたり、当基金理事長の小島先生にdeleteCのメンバーから小児がんの領域から研究者を推薦してほしいとの依頼があり、名古屋大学の奥野先生が推薦されました。

17件の応募課題から奥野先生の申請した「小児がんに対する次世代シークエンサーによる網羅的遺伝子解析」が選ばれ、第1回目の寄付対象研究者として東京での授賞式に招かれました。

また、昨年末にBuzzFeedにより研究内容を広報する動画も撮影されました。撮影は名古屋大学内の研究室で行われましたが、名古屋小児がん基金の事務所でも動画撮影が行われました。今回の受賞課題が、名古屋小児がん基金が最も力を入れている取り組みだということが印象付けられています。


早速、奥野先生のところにはNHKから取材の申し込みもありました。

今回の受賞によって、名古屋小児がん基金が推進する網羅的遺伝子解析が広く認知されるとともに、わが国で寄付文化が根付く機会になることを望みます。

(中川)



名古屋小児がん基金・ゴールドリボン
ゴールドリボンは
小児がんへの理解と支援のシンボルです
世界最高レベルの医療をすべての子どもたちに
名古屋小児がん基金は、日本初の地域に根ざした小児がん研究・治療の支援団体として、名古屋大学医学部附属病院(名大病院)小児科が中心となって発足しました。小児がん拠点病院である名大病院で日々進んでいる研究を、目の前の患者さんに活かせる仕組みづくりを進めています。

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